メリット・デメリット比較🧐ブルーベリーの土壌酸度の測定方法

メリット・デメリット比較🧐ブルーベリーの土壌酸度の測定方法 ブルーベリー

ご覧いただきありがとうござまいす🍇

皆さんはブルーベリーの土壌酸度を測定したことはありますか?

自分はあります。

測定した時の記事はこちらからご覧ください。

ブルーベリーは酸性の土壌を好みます。

ブルーベリーが生育しやすい環境を作るため、土壌を酸性にする用土、資材を使用します。

ピートモスや鹿沼土はその代表です。

ブルーベリー栽培のセオリーに従って上記の資材を使用し、土壌酸度を酸性に傾けているつもりでした。

しかし、測定した時は弱酸性から中性の値を示していました。

おかしいですね。

用土も肥料も酸性に傾くようなものをチョイスしてきたつもりですが、思ったほど酸性に傾いていません。

ここで疑問が。

土壌酸度の測定方法によってバラツキがある可能性もあるのでは?

せっかくなので疑問解決がてら、いろいろな土壌酸度測定方法を試していきます。

今回は、

  • 土壌酸度を確認したことがない方
  • 土壌酸度を測定する方法を知りたい方
  • それぞれの測定方法のメリット・デメリットを知りたい方

に向けて、鉢栽培での土壌酸度を測定する資材とそれぞれの特徴、使い方について共有します。

ブルーベリーの土壌酸度を3つの資材を使って測る

土壌酸度を測定する資材の種類と比較する内容

今回、土壌酸度を測定するために用意した資材は3タイプあります。

  • 薬液タイプ(アースチェック液)
  • pH試験紙タイプ
  • 酸度測定器タイプ

今回はこの3タイプの

  • 導入コスト
  • 測定方法
  • 測定結果
  • メリット、デメリット

について比較をします。

アースチェック液での土壌酸度測定

アースチェック液は今回購入していません。

前回の測定時に使い切っていなかったので、前回分が残っていました。

現時点でのお値段はこんな感じです。

今回の測定方法の中では一番導入コストが低いです。

アースチェック液での測定方法については前回の記事に譲ります。

同様の測定方法で測定したところ、こんな結果が。

アースチェック液での土壌酸度測定結果。ブルーベリーとってはやや酸度が弱い?

やっぱり弱酸性から中性といったところでしょうか?

前回と比較してより中性になっているような気がします。

しかし、今回は他の測定方法でも同様の結果が出るかがポイントです。

この土壌酸度をベンチマークにしましょう。

アースチェック液で測定したときの、メリット・デメリットは次の通りです。

  • メリット
    • 導入コストが低い
  • デメリット
    • スポイトなど他の器材の用意が面倒
    • 用土を混ぜた水を沈殿させるまでの時間待たなければいけない
    • 使用1回あたりだと割高(アースチェック液1本45回分)

pH試験紙での土壌酸度測定

次はpH試験紙での測定です。

土壌酸度測定用に購入した、pH試験紙。

pH試験紙は、このくらいで購入できます。

100枚入りです。

使用1回当たりで考えると、アースチェック液よりもさらに安いです。

測定の手順は途中までアースチェック液と一緒です。

  1. 用土を入れた容器に水道水を入れてしっかりと混ぜてあげます。
  2. pH試験紙の試薬の着いた部分を、混ぜた水に浸けたら土壌酸度に対応した色に試薬の部分が変化してきます。

水に浸けるだけなので、用土が沈殿するまで待たなくていいのはGOODです👍

pH試験紙での測定結果はこんな感じです。

判別が難しいですが、土壌酸度は6~7ぐらいに見えます。こちらもブルーベリーにとっては酸度は弱いです。

色見本のpH4~7の間の色の判別が微妙ですね。。。

個人的にはpH6~7の間ではないかと思います。

アースチェック液もそうですが、こればかりは個人の感じ方なので正確に把握したい方には向かないかもしれません。

皆さんはどの値に見えますか?

よろしかったらコメントください。

アースチェック液の測定結果と変わりません。

pH試験紙で測定した時の、メリット・デメリットは次の通りです。

  • メリット
    • 導入コストが低い
    • 使用1回あたりのコストも安い
    • 用土が沈殿するまで待たなくてもいい
  • デメリット
    • 色味による土壌酸度の値の把握が難しい

土壌酸度測定器での土壌酸度測定

最後に土壌酸度測定器での測定です。

土壌酸度の測定用に買った、土壌酸度測定器。高かった。

購入する商品にもよりますが、一番導入費用が高いです。

但し、購入してしまえば壊れるまでは使えます。

いつ壊れるか分かりませんが。。。

ちょっと待ってください🖐

ブルーベリーの用土にはおなじみのピートモスの土壌酸度が測定できない。

ピートモス測れない。。。

あと、鉢栽培にも向いていないようです。。。

高かったのに😭

一応ダメ元で測定してみましょう。

手順は、

1.まず測定に適した水分量を測定するため、手元のスイッチを”WET DRY”に切り替えます。

土壌の水分コンディションを測るために、スイッチを切り替えます。

2.金属部分を用土に挿して、”WET DRY”の値が青い範囲に入るまで水をかけて調整します。

水を掛けつつ、コンディションを調整します。

3.水分量が適切になったら、土壌酸度を測定するため、手元のスイッチを”pH”に切り替えます。

水分コンディションが整ったら、土壌酸度を測定するモードに切り替えます。

4.数秒待って酸度のpHの数値が測定されます。

の順番でまず水分のコンディションを整えてから測定することが大事です。

何回か測定をしましたが、やはり測定できたり出来なかったりします。

その中での測定結果がこちらです。

土壌酸度は6.5を示しています。ほとんど中性の土壌です。

※写真

やはり、弱酸性から中性の値を示します。

pHでいうと6.5です。

ちゃんと測定できているか怪しいですが、数値で表示されるのはありがたいです。

土壌酸度測定器で測った時の、メリット・デメリットは次の通りです。

  • メリット
    • 用土を水に混ぜなくてもよく、準備が楽
    • 土壌酸度を数値で表すことが出来る
  • デメリット
    • 導入コストが高い
    • ピートモスを使用した栽培には使用できない
    • 鉢栽培では正しい値が分からない恐れがある

まとめ:ブルーベリーの土壌酸度測定はpH試験紙がおすすめ

今回は、土壌酸度を測定する資材とそれぞれの特徴、使い方を検証しました。

土壌酸度を測定する資材、

  1. アースチェック液
  2. pH試験紙
  3. 土壌酸度測定器

の3種類それぞれメリット・デメリットは次の通りです。

アースチェック液

  • メリット
    • 導入コストが低い
  • デメリット
    • スポイトなど他の器材の用意が面倒
    • 用土を混ぜた水を沈殿させるまでの時間待たなければいけない
    • 使用1回あたりだと割高(アースチェック液1本45回分)

pH試験紙

  • メリット
    • 導入コストが低い
    • 使用1回あたりのコストも安い
    • 用土が沈殿するまで待たなくてもいい
  • デメリット
    • 色味による土壌酸度の値の把握が難しい

土壌酸度測定器

  • メリット
    • 用土を水に混ぜなくてもよく、準備が楽
    • 土壌酸度を数値で表すことが出来る
  • デメリット
    • 導入コストが高い
    • ピートモスを使用した栽培には使用できない
    • 鉢栽培では正しい値が分からない恐れがある

それぞれを一言で表すと、

  • アースチェック液→準備が面倒で判別が難しい
  • pH試験紙→簡単お手軽だが判別が難しい
  • 土壌酸度測定器→簡単だがそもそも測定できない恐れがある

この3つの中では、pH試験紙が、導入コスト、測定のしやすさでバランスが良かったです。

ブルーベリーは酸性の土壌を好む植物なので、用土や肥料は気をつけていたつもりですが、測定結果はかなり中性に近かったです😓

ブルーベリー用の化成肥料なども追肥で使用して、土壌を酸性に傾ける試みはしていましたが、結果は中性寄りとなっていました。

鉢栽培なので調整は容易と考えていましたが、苦戦する結果となってしまいました。

ただ、測定して現状を確認できた結果と分かったことなので、これからpH試験紙を使用し定期的に土壌酸度の測定をして、ブルーベリーにより良い環境を提供したいと思います。

それでは皆さんもおいしいブルーベリー作りを楽しんでください👋

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